ホンダ「インサイト」4年ぶり復活 米モーターショーでプロトタイプ公開

 
ホンダが来月の米デトロイトモーターショーで世界初公開する新型ハイブリッド車「インサイト」のプロトタイプ

 ホンダは20日、同社初のハイブリッド車(HV)である「インサイト」の試作車を、来月に米ミシガン州で開かれる北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で世界初公開すると発表した。新型を米インディアナ工場で生産し、来夏に米国市場で発売する計画。トヨタ自動車の「プリウス」と並んで一時、EV市場をリードしたエコカーが約4年ぶりに復活する。

 新型インサイトは、スタイリッシュなデザインの5人乗りセダンで、発電用と走行用という二つのモーターを備える先進HVシステムを採用するという。

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 初代インサイトは、ガソリンエンジンの発進をモーターの動力が補助する簡易型HVシステムを搭載した2人乗りタイプで、1999年に日米欧市場に投入。米国では、同国初のHVとして注目を集めた。

 2009年には、5人乗りのハッチバックタイプに全面改良し、日米欧を中心に発売した。しかし販売台数が伸び悩み、一定の役割を終えたとの判断で14年3月に生産を打ち切った。

 インサイトは、「シビック」の上に位置するモデルとして米国に導入。同社は「HVのラインアップを強化したい」(広報)としており、インサイトの追加で米国市場でのHV販売をてこ入れする。米国市場以外への販売は未定という。