メルカリ、世界ダウンロード数1億突破 米で3割、海外戦略が奏功

 
フリーマーケットアプリ「メルカリ」の画面(メルカリ提供)

 フリーマーケットアプリ最大手のメルカリのダウンロード数が世界で1億件を突破したことが19日、分かった。メルカリは今年6月に元フェイスブック幹部のジョン・ラーゲリン氏を執行役員として迎え、米国を軸に国外での認知度を高めるマーケティングを強化しており、国内でのテレビCMもあわせて認知度が向上したとみられる。

 ダウンロードの内訳は、日本が6000万件超、米が3000万件超、英が数百万件超。

 日本では2013年にサービスを開始し、現在1日の出品数は100万件以上で、取引額は月額100億円以上にのぼる。また、14年からは米国、今年3月からは英国でもサービスを始めている。

 米国では、スマートフォンのカメラで撮影した不要品などを個人間で売買する仕組みは同じだが、アプリは日本版と一部異なり、色使いやボタンの配置などを現地仕様に変更している。

 さらには、個人の閲覧履歴にあわせて表示する商品を変更する「パーソナライズ」の機能についても、より多様な価値観や嗜好(しこう)の違いにも対応するため、日本よりも強化している。

 メルカリは、サービス開始から約4年の今年6月末段階で、国内でのダウンロード数が5000万件を突破するなど急成長を遂げた。ただ、利用者数の拡大とともに盗品の転売などが問題化し、今月から初回出品時の本人情報の登録を義務づけている。