ビットコイン先物 参入慎重 JPX清田CEO「投資家に不測の損失リスク」

 

 日本取引所グループ(JPX)の清田瞭(あきら)最高経営責任者(CEO)は21日の定例会見で、米取引所で始まった仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の先物取引について、「早急で不用意な参入は控えていきたい」と慎重な姿勢を示した。今月に入り、米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が10日、米CMEグループが18日、BTCの先物取引をそれぞれ始めた。

 清田氏は「(金融とITが融合した)『フィンテック』の一つのシンボルとして私たちの期待以上の金融商品に育つ可能性はあるとは思う」とする一方、値動きの激しさに言及し、「リテラシーが必ずしも高くない投資家が参加して不測の損失を被るリスクも考えると、不用意に取引所が参入することには慎重にならざるをえない」と話した。