スズキ「クロスビー」発売、広さと走行性能両立 後方への誤発進防止機能、標準装備の機種も登場

 
スズキが発売した新型の小型車「クロスビー」=25日、東京都渋谷区

 スズキは25日、新型の小型車「クロスビー」を発売した。広い室内と、砂利道や雪道も走る性能の高さを両立させ、野外活動が好きな顧客など幅広い層に売り込む。

 前照灯を丸くし外観を個性的にした。室内は大人がゆったりと座れるよう足元や頭上の空間に余裕を持たせた。スズキの小型車で初めて、後方への誤発進を防ぐ安全機能を標準装備した車も用意した。

 排気量1000ccのターボエンジンと、加速時など限られた場面で作動するモーターを組み合わせた簡易型のハイブリッドシステムを搭載した。希望小売価格は176万5800円から。月間2千台の販売を目指す。

 鈴木俊宏社長は東京都内で開いた発表会で「買った人が新しいことに挑戦したくなる魅力ある車に仕上がった」と自信を示した。

 スズキは新型車の発売などで、軽自動車を除く小型車の年間販売台数を早期に12万台に引き上げる考えだ。2016年に目標としていた10万台を突破した。