日立建機がホイールローダーを豊田自動織機にOEM供給

 
日立建機が豊田自動織機にOEM供給するホイールローダー

 日立建機は26日、土砂などを運搬するホイールローダーを豊田自動織機にOEM(相手先ブランドによる生産)供給すると発表した。豊田自動織機は、2018年4月から日立建機製ホイールローダーを自社ブランドで順次販売する。

 日立建機が供給するのは、運転者を含む重さ2~15トン、バケット容量が0.3~3.0立方メートルの中小型モデル10機種。最新の排ガス規制に適合したほか、騒音を抑えた。

 豊田自動織機はこれまで、小型ホイールローダーのみ取り扱ってきた。しかし、国内市場では建設土木向けや産業廃棄物処理向けを中心に中型機の需要が増加傾向にあり、品ぞろえの拡充が求められていた。

 一方、日立建機はホイールローダーを油圧ショベルに次ぐ重点商品と位置づけている。豊田自動織機への供給で販路を実質的に広げるほか、生産規模の拡大やコスト競争力の強化にもつなげる。

 両社は、モーター一体型のハイブリッドエンジンを共同開発し、日立建機が17年9月から販売している油圧ショベルの最新機種「ZH200-6」に搭載している。ホイールローダー分野でも協力し、事業強化につなげる。