残業代5億6千万円支給へ…佐賀の病院、是正勧告受け

 

 佐賀県の基幹災害拠点病院、佐賀県医療センター好生館(佐賀市)は28日、職員ら880人に過去2年分の未払い残業代計約5億6千万円を支払うと発表した。支給は29日。残業代の一部が未払いだったとして、4月に佐賀労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受けていた。

 好生館によると、平成27年3月~29年4月の間に在職した、退職者を含む職員が支給対象。医師に対する残業代は、別途来年2月に払う予定としている。

 労基署の立ち入り調査で、出勤簿上は帰宅後の時間帯に医師や看護師が電子カルテに記録などを記入していたのに、残業代は支払われていなかったことが発覚。職員らには時間外勤務命令簿の写しと電子カルテの操作記録を送り、修正の申告を求めたとしている。