鴻海がシャープ株一部売却 従業員持ち株会社に

 

 シャープは29日、親会社である台湾の鴻海精密工業が、保有するシャープ株の一部を鴻海グループの従業員らで構成する持ち株会社に売却する契約を結んだ、と発表した。シャープ株は昨年8月の鴻海の引き受け時から大幅に値上がりしており、鴻海には約2500億円の売却益が発生する見込み。

 シャープが発行した「種類株」と呼ばれる株式を、来年1月30日に売却する予定。鴻海は従業員ら向けの報奨制度を構築するためと説明しているという。シャープの広報担当者は「(今回の株式売却が)シャープの経営に影響を与えることはない」と話した。