富士通、国内ファンドに携帯事業売却 今後はAIなどに注力

 

 富士通は31日、携帯電話事業を投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ(東京)に3月末に売却することで合意したと発表した。市場の縮小が続く携帯電話事業から事実上撤退し、収益力の高い事業へ集中する。

 売却するのは子会社の富士通コネクテッドテクノロジーズ(川崎市)。「アローズ」や「らくらくホン」のシリーズを手掛けるが、iPhone(アイフォーン)などの台頭により、販売数が減少していた。

 富士通は構造改革の一環で、収益が低迷している事業の売却を進めており、昨年はパソコン事業を中国の聯想(レノボ)グループに売却すると発表した。今後は人工知能(AI)などのIT分野に注力する。