富士フイルム合弁と統合か 米ゼロックス、報道

 

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は30日、米事務機器大手ゼロックスが、富士フイルムホールディングスとの合弁会社「富士ゼロックス」と合併する方向で調整に入ったと報じた。早ければ31日に発表するとしている。

 デジタル化の進展で印刷機の需要が低迷を続ける中、ゼロックスは合併による規模拡大でコスト削減を目指す。ゼロックスは合併後も上場を維持するという。

 富士フイルムはゼロックス側と1962年、合弁会社「富士ゼロックス」を設立した。株式の保有率は富士フイルムが75%、ゼロックス側が25%となっている。

 ゼロックスを巡っては、筆頭株主の米著名投資家カール・アイカーン氏と第3位の株主が共同で、同社に対し身売りを検討するよう要請したと同紙が報じていた。(共同)