電子部品7社 自動車、スマホ好調で増収 17年4~12月期

 
京セラの本社=京都市(ブルームバーグ)

 電子部品大手7社の2017年4~12月期連結決算が2日、出そろった。自動車やスマートフォン向けなどの部品が好調で、売上高は7社とも前年同期比で増収を確保した。最終利益は村田製作所とTDKを除く5社が増益だった。

 売上高は、京セラが自動車向けなどの販売拡大で12.9%増となり、4~12月期として過去最高を更新した。谷本秀夫社長は「半導体製造装置向けも大きく伸びた」と強調。日本電産も自動車や家電向けが牽引(けんいん)して27.4%増となった。

 村田製作所は19.3%増と売上高は伸びたが、米アップルのiPhone(アイフォーン)向け部品の量産態勢が整うのが遅れ、最終利益は減少した。TDKも海外での税負担が拡大した影響で減益となった。

 アルプス電気とロームはゲーム機向け部品の販売が増えた。日東電工はスマホ向けフィルム材料の生産効率化で増収を確保し、最終利益も73.8%増と大幅に拡大した。18年3月期の業績予想は村田製作所とTDKが増収減益、残る5社は増収増益を見込んでいる。