三菱自、18年3月期業績上方修正

 

 三菱自動車は5日、2018年3月期の連結業績見通しを上方修正した。重点地域の東南アジア諸国連合(ASEAN)や中国で販売が好調なためで、売上高は従来予想の2兆円から2兆1000億円に上向く。最終損益の黒字額は680億円から1000億円に拡大し、燃費不正問題の発覚した前期(1985億円の赤字)から大きく改善する。

 世界販売台数は前期比18%増の109万台を見込む。中国を含むアジアが35%増となるほか、日本国内も16%増と回復する。好業績を受け1株当たりの期末配当を3円上積みして10円とし、年間配当は17円に高める。

 同時に発表した17年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比13.1%増の1兆5180億円、最終損益は700億円の黒字(前年同期は2133億円の赤字)。燃費不正に伴う補償費用がなくなったことも黒字化に寄与。日産自動車との提携で累計170億円の損益改善効果があったという。