豪の石油ガス大手「AWE」に三井物産がTOB実施

 

 三井物産は5日、オーストラリアの石油ガス大手AWEにTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化すると発表した。買収額は最大で6億210万豪ドル(約512億円)の見込み。AWEは陸上の西豪州ウエイツィアガス田など有望ガス田を保有し、三井物産とビクトリア州カジノガス田を開発している。

 三井物産ではAWE1株に対して0.95豪ドルで買い付けをする。50.1%以上の応募で成立し、全株式の取得を目指す。同買収をめぐっては豪ミネラル・リソーシズや中国国有の中国国儲能源化工集団(CERCG)も参画したが、三井物産が競り勝った。経営陣などは継続する。早ければ3月下旬にも買収が完了する見込み。三井物産はガスや鉄鉱石など資源開発に強みがあるが、オペレーター(主契約者)経験がなく、AWE買収でオペレーターの知見や経験、人材も確保する。