GM赤字、2社は増益 米自動車大手決算

 

 米国に地盤を置く自動車大手3社の2017年12月期決算が6日出そろった。ゼネラル・モーターズ(GM)は純損益が米税制改革に伴う一時費用の計上で38億ドル(約4200億円)の赤字(前期は94億ドルの黒字)に転落。一方、大型車の販売が好調だったフォード・モーターなど2社は純利益が前期より拡大した。

 GMは米税制改革や子会社オペルを売却して欧州から撤退したことによる一時費用の影響を除けば大幅な黒字だった。

 フォードの純利益は前期比65・4%増の76億ドルで、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は93・0%増の35億ユーロ(約4700億円)だった。米国で比較的利益率が高いピックアップトラックやスポーツタイプ多目的車(SUV)の販売が好調だったことが寄与した。

 ただ買い替え需要の一巡で17年の米新車販売台数は8年ぶりに減少しており、勢いが続くかは不透明だ。(共同)