JT、年内にも“加熱式たばこ”新製品 「プルーム・テックの進化版」も

 
JTの寺畠正道社長

 日本たばこ産業(JT)は6日、「プルーム・テック(PT)」に続く加熱式たばこの新製品を、早ければ年内に発売すると発表した。PTとの2本柱で先行メーカーを追撃し、2020年末までに加熱式たばこの国内シェア40%を目指す。

 PTはたばこ葉の詰まったカプセルに蒸気を通してニコチンを揮発させる「低温型」だが、開発中の新製品はペースト状に加工したたばこ葉のスティックを直接加熱する「高温型」となる。寺畠正道社長は「(従来の紙巻きたばこに近い感覚を求める)多様なニーズに応えたい」と、同日の決算会見で新製品の狙いを説明した。

 PTは6月末までに全国展開する予定だったが、9月への延期を同日発表した。カプセル用の特殊な生産設備を必要とすることが遅れの一因という。これに対し、新製品は紙巻きたばこの設備を転用、早期に拡大を図る。

 また、JTはPTの進化版を開発中であると公表。加熱式の開発や設備投資に今後3年間で1000億円を投じる計画だ。