川重、ボーイング「777X」初号機向けの胴体パネル納入式

 
川崎重工業の名古屋第一工場で開かれた、新型旅客機「777X」の初号機向け胴体パネル(左上)の納入式=6日午前、愛知県弥富市

 ボーイング社が開発中の新型旅客機「777X」の初号機向け胴体パネルが完成したのを受け、製造を担当した川崎重工業は6日、愛知県弥富市の名古屋第一工場で納入式を開いた。新型機の部品製造を請け負う国内メーカーがボーイング社に部品を納入するのは初めて。

 納入式では、機体前部の一部となるパネル(縦約3.5メートル、横約10メートル)をお披露目。

 アルミ合金の板を湾曲させたもので、組み立てを行う新工場では、ロボット化を進め品質や製造効率の向上を図った。米国で別のパネルなどと組み合わせる。

 川崎重工航空宇宙カンパニーの並木祐之プレジデントは「777Xに貢献できるのは栄誉。今後20年以上、安定して納入していきたい」とあいさつ。ボーイング社777Xプログラム担当ゼネラルマネジャーのエリック・リンドブラッド氏は「一丸となって取り組めるのを楽しみにしている」と話した。

 777Xは座席数などが異なる2種類の機種があり、2019年に試験飛行を行い、20年の引き渡しを予定している。