経団連、品質不正問題の調査結果を発表 東北電力など5件公表

 

 経団連は6日、昨年12月に会員企業に要請した品質管理に関する不正行為の有無についての再点検調査結果を発表した。東北電力の送電線工事に関するデータ改竄(かいざん)など5件が報告された。神戸製鋼所や三菱マテリアルなどで製品データ改竄などが相次ぎ、日本の製造業の信頼が失われる懸念がある中、経団連としては再点検状況を公表し信頼回復につなげたい考えだ。

 今回報告されたのは、東北電力のほか、日立製作所とその子会社、三菱電機のエレベーターでの国土交通省認定に対する不適合など。いずれも安全性に問題はないという。

 これらの事例はすでに各社から公表されており、新しい案件は示されなかった。

 だが不適合問題を公表している東芝は、経団連に報告すべき事例ではないとしている。経団連も報告の基準は各社の判断に任せているとして容認している。