三菱マテリアル不正に世耕弘成経産相「とんでもない」 国交省は自動車メーカーに調査指示

 
衆院予算委員会で答弁する世耕弘成経産相=9日午後、国会(斎藤良雄撮影)

 世耕弘成経済産業相は9日、三菱マテリアルのグループ会社3社で品質データの改竄(かいざん)を含む新たな不正が発覚したことに関して、「極めて遺憾。とんでもない」と述べ、原因究明や再発防止策の検討を迅速に行うよう改めて指示したと明らかにした。閣議後の記者会見で語った。

 世耕氏は「ともかくうみをしっかり出し切って、信頼回復にしっかり取り組むよう最大限の努力を求めたい」と強調し、全国で120カ所とされる拠点の現地調査を速やかに求めていく考えを示した。

 また、石井啓一国土交通相も9日の閣議後の記者会見で、問題を起こしたグループ会社3社の製品を使っている可能性がある自動車メーカーなどに対し、安全性への影響の有無などを調査するよう指示したことを明らかにした。三菱マテリアルからは7日に新たな不正についての報告があったという。

 石井氏は「(昨年11月に続き)再び同様の事案が公表されたことは極めて遺憾」と言及。三菱マテリアルとグループ会社3社に対しても、原因究明と再発防止策の構築などを早急に行い、結果を報告するよう求めたことを明らかにした。