【トップは語る】グリー 「数千万人が遊ぶゲーム」狙い作り続ける
□グリー会長兼社長・田中良和さん(41)
--「任天堂の倒し方知ってますよ」と発言したかのようにインターネット上で広まってしまった
「僕らとしては『そんなこと言ってないね』ということが大きい。事実じゃないことは事実じゃないとはっきり言わないから、肯定しているように取られてしまった。一方で、広まったときに『そういうことを言うわけがない』とユーザーに思ってもらえなかったので、より愛されるようにならないと、というのもある」
--ニンテンドースイッチへ「釣りスタ」を投入すると発表したが、任天堂への思いは
「子供のときからファミコン少年で、ファミコンのゲームに対するリスペクトがある。任天堂と良いゲーム作りをすることで『あんなことを言うわけがない』とユーザーに思ってもらうしかないと思う」
--「釣りスタ」「ドリランド」以外、誰もが知っているゲームをなかなか作り出せていないのでは
「数千万人が遊ぶゲームはなかなか作れない。重要なことは、そういうことを狙っていいゲームを作り続けようという気持ちだと思う」
--古巣の楽天の携帯電話事業参入はどう感じたか
「既定路線のイメージだ。格安スマートフォン事業でシェアを取れたのがエポックメイキング(画期的)だったと。ポイントのためだけで楽天に乗り換える人は少なくない。携帯電話大手3社は年間計約3兆円の利益が出ており、極端な話、(楽天が)すごく失敗したとしても、300億円の利益は出るはずだ」
--第5世代(5G)移動通信方式が普及すると提供するスマートフォンゲームはどう変わるか
「現状はダウンロード速度が遅いので、通信回線上、高精細な画像のゲームを作れないことはたくさんある。そういう制約がなくなる」
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【プロフィル】田中良和
たなか・よしかず 日大法卒、1999年4月ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ)入社。楽天社員を経て、2004年12月、グリーを設立し、代表取締役に就任。14年9月から現職。東京都出身。
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