日立、英子会社の持ち分50%未満に 原発新設計画でリスク軽減

 

 日立製作所は20日、定時株主総会を開き、英国での原発新設計画について、東原敏昭社長が「株主に迷惑がかからないような形で進めていく」と述べ、慎重に検討する考えを示した。

 日立は英原発子会社ホライズン・ニュークリア・パワーを通じ、英中西部アングルシー島に原発2基を新設する計画。ただ、工事遅延などで巨額損失が発生した場合の影響を抑えるため、日立はホライズンを連結対象外とすることを投資の条件にしている。西山光秋執行役専務は総会で「出資を募り、日立の持ち分比率を50%未満にして、持ち分法適用会社、関係会社にすることを想定して関係先と協議している」とした。

 日立は今月、英政府と最終的な投資判断に向けた協議に移ることで基本合意。電力買い取り価格などの詳細を詰め、2019年までに最終的投資判断を行う。