MRJ遅れ債務超過1100億円 三菱航空機、前期2倍以上に膨らむ
米ワシントン州の「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」内に格納されたMRJ試験機=27日(共同)
国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)の債務超過額が、2018年3月期決算で1100億円と前期(510億円)の2倍以上に増えたことが29日、分かった。同日の官報に掲載された決算公告で判明した。
納入が遅れているMRJの開発費が当初想定の約4倍となる6000億円規模に膨らんだことが響いた。債務超過は負債が資産を上回る状態で、親会社の三菱重工業は19年3月期中に資本増強を実施して解消する方針を示している。三菱航空機は前期に初めて債務超過に陥っていた。
18年3月期の最終損益は589億円の赤字、18年3月末までの累積損失額は2100億円だった。
関連記事