EV用モーター 生産能力3.3倍 明電舎、70億円投資

 

 明電舎は31日、電気自動車(EV)の基幹部品となるモーターとインバーターの生産能力を増強すると発表した。総額約70億円を投じて国内3拠点に新たな設備を導入し、モーターの年産能力を現状比3.3倍の49万台、インバーターは3.9倍の39万台に引き上げる。中国や欧州などでの環境規制強化に伴いEV需要の拡大が見込まれる中、生産増強で需要を取り込む。

 EV駆動用モーターは、名古屋事業所(愛知県清須市)と明電舎子会社の甲府明電舎(山梨県中央市)での生産能力を計年34万台分増やす。バッテリーとモーター間の電気のやり取りを制御するインバーターは、名古屋事業所と沼津事業所(静岡県沼津市)で、合計年29万台分増強する。

 明電舎は2020年度までの3年間に200億円分の成長投資枠を設けており、今回のEV部品の生産増強投資もその一環となる。