【ニュースレビュー】7.29~8.4 国内
■国際帝石、豪沖でLNG生産開始
国際石油開発帝石は7月30日、オーストラリア北西部沖で液化天然ガス(LNG)の生産を開始したと発表した。「イクシスLNGプロジェクト」と呼ばれるLNG大型開発事業。海外の天然ガス開発で日本企業が初めて開発全体を指揮する「オペレーター」を務める。
■17年世界貿易10.5%増
日本貿易振興機構が7月30日発表した2018年版世界貿易投資報告によると、17年の世界貿易額(輸出ベース)は、推計で前年比10.5%増の17兆3162億ドル(当時の為替レートで約1900兆円)となり、3年ぶりにプラスとなった。10%を超えるのは11年以来となる。
■日銀、長期金利の上昇容認
日銀は7月31日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和策を修正し、長期金利の上昇をある程度容認することを決めた。黒田東彦総裁は記者会見で0.2%程度までの上昇を認める考えを示し、「市場機能が改善することで、緩和を粘り強く続けられる」と強調した。
■設備投資38年ぶり高水準
日本政策投資銀行が1日発表した設備投資計画調査によると、大企業の2018年度の国内設備投資額は前年度実績比21.6%増の見通しになった。計画ベースでは7年連続の増加で、伸び率は1980年度以来、38年ぶりの高水準となった。自動車関連の生産増強などが寄与した。
■九州2行、来年4月の統合実現照準
公正取引委員会が、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と長崎県を地盤とする十八銀行の経営統合を条件付きで承認する方向となった。両社は2019年4月の統合実現を念頭に、他金融機関への貸出債権の譲渡といった作業を急ぐ。2年以上の異例の審査が決着する。
■経財白書、景気回復「戦後最長迫る」
茂木敏充経済再生担当相は3日、2018年度の年次経済財政報告(経済財政白書)を閣議に提出した。約5年半に及ぶ景気回復は「戦後最長に迫る」と評価し、持続に向け、経済の実力を示す「潜在成長率」の引き上げが課題だとした。技術革新による生産性向上が重要だと説いた。
■シャープ、白物家電の国内生産に幕
シャープは3日、冷蔵庫を生産する八尾工場(大阪府八尾市)の稼働を2019年9月までに終え、白物家電の国内生産から撤退すると発表した。白物家電については国内は商品企画や研究開発に専念する。栃木工場(栃木県矢板市)での液晶テレビの生産も18年中に取りやめる。
■トヨタ、最終利益過去最高
トヨタ自動車が3日発表した2018年4~6月期連結決算は、最終利益が前年同期比7.2%増の6573億円と4~6月期として過去最高だった。中国や欧州など海外販売が好調で、2年連続の増益となった。売上高も4.5%増の7兆3627億円と最高だった。
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