対話型AI市場、4年後5.5倍へ 矢野経済研究所が予測

 

 矢野経済研究所は20日、対話型AI(人工知能)システムの市場規模が2022年に132億円へ拡大するとの予測を発表した。予測はソフトウエアが対象で、スピーカーやロボットなどの機器は含まない。17年は11億円で、今年は24億円規模となる見通しだが、メーカーなどが業務効率化のため顧客の問い合わせ対応にAIを活用する動きが広がっているほか、東京五輪・パラリンピックに向けて多言語対応ニーズも拡大することから、4年間で5.5倍に伸長する見通しだという。