日産、新工場で30万台規模生産 中国で2割以上増強見通し
日産自動車が中国に建設する新工場の生産能力が年30万台前後になることが21日分かった。既存の工場の生産ラインも増強し、中国での生産規模を少なくとも2割以上拡大する見通し。販売競争の激化で主力の米市場が弱含みとなる中、もう一つの巨大市場での投資を拡大して補う。
日産は中国の自動車メーカー東風汽車との合弁会社を通じて中国事業を展開している。新工場の立地は、内陸部の湖北省などが候補に挙がっているとみられる。日産の中国での完成車工場は9つとなる。また、江蘇省常州市にある東風の工場の生産ラインを増やし、日産車を年12万台生産できるようにする。
日産の現在の年間生産能力は約170万台。2022年までの中期計画では、600億人民元(約1兆円)を投資し、販売台数を17年実績の1.7倍の260万台に引き上げる方針。中国市場で伸びている電気自動車(EV)の新型車を相次いで発売する。
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