平均8分、4回ほどで痛み改善 “時短”整体院が人気

 
東京・門前仲町に出店した「JITANBODY」

 ITシステムの普及で、いまや事務仕事の多くがパソコン上で行われるようになった。一日中パソコンと向かい合っている、というオフィスワーカーも多いのではないだろうか。IT化により業務効率はアップした半面、疲れ目や肩凝り、腰痛がオフィスワーカーの悩みの種になってきた。つらい腰痛や肩凝りをなんとかできないものか。

 そんな声に応えようと、カラダスイッチ医学研究所は4月、短時間で効果のある整体院「JITAN BODY葛西本店」を東京・葛西で開店した。

 「JITAN BODY」では、店名の由来でもある“時短”を特徴とした施術を提供。これが忙しい現代人に支持され、来院者が増加しているという。

 「施術は、時間が長い方がいいというものでもない。必要なことだけ行うなら短時間で済む。その方が身体への負担も少ない。これが忙しい現代人のニーズと合ったのだと思う」

 こう説明する、同社の中村光太郎・代表取締役最高経営責任者(CEO)は、数年前から千葉県柏市で、整体院を経営してきた。

 そこで提供してきた施術は、平均すると8分間程度。4回程度の施術で腰痛などの痛みから解放される、と評判になり来院者が急増したという。

 これは「操体法」という体のゆがみを取る治療法をベースに改良した独自の施術。「JITAN BODY」でも、この施術を提供している。加えて改善や再発防止、予防に役立つメンテナンス方法も伝授している。

 「施術料は1万円程度と一般の施術に比べると高価だが、30~40代の女性の来院が増加している。この世代は仕事や子育てなどに追われ忙しい。われわれの提供する“時短”型の施術に対するニーズが多いのもそうした事情がありそうだ」(中村CEO)

 同社は、ニーズが増加していることを受け今月16日には、東京・門前仲町にも「JITAN BODY」を出店。10月中旬には大阪にも出店する。

 一方で、施術を普及させるための協会を通じて人材も育成。順次フランチャイズチェーン(FC)展開による出店も始めたい考えだ。

 「今後は企業の福利厚生需要なども取り込んでいきたい。FCも含め、今後5年内に100店舗の展開を目指す」(同)

 短時間の施術で痛みを取り、今後の再発を防ぐためのメンテナンス法も伝えていくという「JITAN BODY」流のサービス。今後、全国に体験できる場が広がりそうだ。

【会社概要】カラダスイッチ医学研

 ▽本社=東京都江戸川区中葛西8-21-18 丸銀ビル1階

 ▽設立=2017年11月

 ▽資本金=400万円

 ▽従業員=20人

 ▽事業内容=整体院FC事業、セミナー事業、コンサルティング事業