「天丼てんや」キャッシュレス実験店開業 業務効率化見込む ロイヤルHD
スマホアプリを使った支払いのデモを実演する「大江戸てんや」のスタッフら=1日、東京都台東区
ロイヤルホールディングス(HD)は1日、傘下のテンコーポレーションが展開する「天丼てんや」について、支払いに現金を一切受け付けない完全キャッシュレス対応の実験店「大江戸てんや 浅草雷門店」(東京都台東区)を2日に開業すると発表した。
利用者がタブレット端末を操作して発注後、電子マネーやクレジットカード、スマートフォンのアプリを使って前払いする。料理も利用者自身が受け取りに行く完全セルフサービスとした。
外食業界は人手不足と人件費の高騰が経営課題となっているが、現金の取り扱いを無くしたことでレジ回りなどの業務効率化を見込む。厨房(ちゅうぼう)にも流れ作業のような仕組みを導入して効率化を進めた。
東京都内の同店で1日、会見したテンコーポレーションの村松益次社長は「(さまざまな効率化の取り組みによって)スタッフの作業時間は約12%減る。通常店舗に比べ人員は半分くらいで済むようになった」と述べた。
ロイヤルHDは同店を実験店と位置づけて販売動向を調べるとともに、キャッシュレスなど他の店舗への応用も検討していく。
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