高強度のはりで大空間実現 積水ハウス、新戸建て住宅発売
大空間リビングを実現した「イズ・ロイエファミリースイート」のモデルハウス=3日、茨城県古河市
積水ハウスは3日、大空間のリビングを備えた戸建て住宅「イズ・ロイエ ファミリースイート」を発売したと発表した。
強度の高いはりを採用することによって大きな広間を確保。家族がお互いの気配を感じながら思い思いに過ごすことができる住まいを提案した。3.3平方メートル単価は69万5000円から。既存のイズ・シリーズを含め年間6000棟の販売を目指す。
同社は8月に、健康や家族のつながりなどを研究するシンクタンク的な組織「住生活研究所」を設立。同組織での研究成果と先進技術を組み合わせて今回の新製品を開発した。
具体的には標準はりに比べ曲がりにくさで約10倍の強度を誇る「ダイナミックビーム」というはりを活用。最大で7メートル四方にわたって仕切りがない大空間リビングを実現した。複数のダイナミックビームを活用すれば、より大きな空間の提供が可能となる。100~130平方メートルというコンパクトな住宅でも、同様の空間を実現できるようにした。
これにより従来のLDK(L=くつろぎ、D=食事、K=調理)という単機能で住まいを考える発想に代わり、過ごし方を縛らない多用途空間を提唱。新しいリビングを「ファミリースイート」と名付けた。
河崎由美子・住生活研究所長は「自由なだんらんのスタイルを選んでほしい」と話している。
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