【Sakeから観光立国】ツーリズムEXPOに「酒蔵ツーリズム」出展
世界最大級の旅のエキスポ、「ツーリズムEXPO ジャパン2018」が9月20~23日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。日本全国や世界136カ国・地域から1441社・団体が参加、来場者数は20万7352人に達した。
このイベントを主催する日本観光振興協会が、日本酒蔵ツーリズム推進協議会の事務局になったこともあり、広い会場の目抜き通り中央に「日本酒蔵ツーリズム~酒蔵を巡る旅~」のブースが登場した。(平出淑恵 酒サムライコーディネーター)
このブースには、埼玉県、群馬県の利根沼田、広島県東広島市の西条地区、兵庫県播磨地域、沖縄県が出展。また、この5地域の関係者が参加し、酒蔵の蔵人経験もあるジャスティン・ポッツ氏がコーディネーターを務めた「酒蔵ツーリズムプロフェッショナルセミナー」も開かれた。埼玉からは櫻井正道物産協会DMO戦略本部長、群馬の利根沼田からは阿部倫典・大利根酒造代表取締役、兵庫県播磨地域からは高井貴雄・はりま酒文化ツーリズム協議会事務局長、東広島市西条からは前垣壽宏・賀茂泉酒造副社長、沖縄からは富村朝弥・沖縄県酒造組合書記という面々が、各地域の酒蔵ツーリズムの取り組みを熱心に語った。
セミナールームは旅行業界の関係者で満席となり、酒蔵ツーリズムのブースには、イベント期間中5000人以上が訪れ、5地域の協賛と観光庁の支援で盛況にイベントが行われた。
海外のメディアや、エージェント向けのセミナーにも100人近くが集まり、あらためて海外での酒蔵ツーリズムに対する関心の高さが感じられた。
杉野正弘・日本観光振興協会の地域ブランド創造担当部長は「酒蔵ツーリズムが地方創生の鍵となることがあらためて確認できた。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)、20年の東京オリンピック・パラリンピックと大きなイベントが続く中で、日本観光振興協会も日本酒蔵ツーリズム推進協議会と連携しながら事業を推進していきたい」と意気込んでいた。
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【プロフィル】平出淑恵
ひらいで・としえ 1962年東京生まれ。83年日本航空入社、国際線担当客室乗務員を経て、2011年コーポ・サチを設立。世界最大規模のワイン審査会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のアンバサダー。日本酒蔵ツーリズム推進協議会運営委員、昇龍道大使(中部9県のインバウンド大使)、東北・夢の桜街道推進協議会アドバイザーを務める。
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