百貨店各社「平成」最後の福袋 「時代」や「夢」に知恵絞る
松屋銀座はディスコのペアチケットやコートなどをセットにした「バブリー福袋」を売り出す=31日、東京都中央区
「平成」最後の正月を控え、東京の百貨店各社が31日、来年の初売りで売り出す話題性満載の福袋を相次ぎ発表した。バブル期にはやったディスコのチケット入りなど平成の世相を詰め込んだ福袋や、プライベートジェットでの旅行など2000万円超の豪華体験型福袋を用意。各社とも知恵を絞った企画で違いを打ち出し、初売りを盛り上げる。
松屋銀座は「平成最後」をキーワードに約400種類・約3万個の福袋を販売する。かつてのディスコが楽しめるペアチケットと当時流行した毛皮コートなど16万2000円相当をセットにした「バブリー福袋」を5万4000円で売り出す。
また、元歌手の安室奈美恵さんのアムラーファッションなど平成を象徴する衣服を詰め込んだ福袋などで購買意欲をかき立てる。河野新平・販売促進課長は「平成という時代を親子で楽しめる企画にした」とアピールした。
一方、高島屋は平成を振り返るのではなく、明るい未来志向の体験型福袋で違いを出す。2020年東京五輪での活躍が期待される女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」の選手らと対戦したり指導を受けたりできる「ホッケー教室」を約2万円の福袋として売り出す。
また、小型ビジネスジェット「ホンダジェット」で北米大陸を旅行する約2000万円のコト消費型福袋は1組2人にのみ抽選販売する。「いずれも夢のような体験ができる新春らしい内容とした」(同社)。百貨店各社はおおむね来年1月2日から初売りを行う。
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