「米ねじれ議会は金融市場リスク」 生保協会会長が懸念

 

 生命保険協会の稲垣精二会長(第一生命保険社長)は16日の記者会見で、米中間選挙で与党共和党が下院で敗れたことによる「ねじれ議会」について、予算の策定などで難航が予想されるとし、「金融市場に悪影響が及ぶリスクもあり、注視したい」と経済の先行きに懸念を示した。

 トランプ政権により押し上げられた米国景気が来年以降に反動で落ち込んだ場合、ねじれ議会の影響で法案の成立が困難になり、適切な措置を取れない可能性も指摘した。

 英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる問題にも言及。欧州で活動する生命保険会社もあることから「業界として、またマーケットへの直接、間接の影響も含めて、しっかりと見守る」と述べた。