匠大塚、来春に青山で新店舗 百貨店へも積極出店、高級路線強める
大塚家具創業者の大塚勝久氏が設立した家具販売「匠大塚」は22日、日本橋ショールーム(東京都中央区)を閉鎖し来春に東京・青山エリアに新店を出店する計画を明らかにした。来年に計画している都心の百貨店への積極的な出店に加え、流行発信地の青山への進出により高級家具路線を強めて業容の拡大を目指す。
日本橋ショールームは約3000平方メートルの大型店。2016年に東京日本橋タワーに開業し、21日に閉鎖した。今回、青山へ移転するにあたって中小型規模に切り替え、トレンドに敏感な顧客層にアプローチする。本社機能も移す。また、来年に計画しているJR山手線沿線の百貨店へのテナント出店は、1000平方メートル規模の店とする方針。すでに物件の選定作業に着手した。
ただ、テナント出店については、賃料など出店条件で百貨店側との交渉の折り合いがつかない場合などは計画がずれ込む可能性がある。
匠大塚は、大塚家具の経営権をめぐって娘の大塚久美子社長と対立し、退任した勝久氏が15年に設立。勝久氏が大塚家具を率いた時代に培った高級家具路線を継承している。
関連記事