【業界団体だより】都内で30周年記念式典、関係者350人出席
遊技産業の「健全化」「近代化」「適正化」を旗印に30年の佳節を迎えた
日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)は12日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で日遊協設立30周年記念式典を開催。関係者ら約350人が出席した。日遊協は1989年6月に設立されたホール、遊技機メーカーや販売商社などが参加する唯一の業界横断組織。「健全化」「近代化」「適正化」を旗印に30年の佳節を迎えた。
庄司会長はあいさつで「“顧客のため”を第一のキーワードに、社会からより共感される新時代に相応したパチンコ・パチスロ産業を目指していく」と強調。また、警察庁の白川靖浩生活安全局長が「手軽に安心して遊べる健全な娯楽として国民に広く受け入れられるよう、業界の先頭に立って一層尽力することを期待している」と祝辞を述べた。
なお当日は、良品計画前会長の松井忠三氏が記念講演を行ったほか、「遊技文化考-産業の本質から未来へのアプローチ-」と題したパネルディスカッションを実施。ワールド・ワイズ・ジャパンの濱口理佳代表の進行で、宗教人類学者の植島啓司氏をゲストに迎え、マルハンの韓裕社長と京楽産業.の榎本善紀社長が今後の遊技産業像を展望した。
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