リネットジャパン、カンボジア事業好調 現地自動車整備士を日本に
リネットジャパングループの新規事業が動き出した。同社は、ネットを活用した宅配買い取りによるリユース事業を中心に展開してきたが、今期(2019年9月期)からは新規事業として取り組んできたネットリサイクル事業とカンボジア事業が拡大。なかでも自動車販売などからスタートしたカンボジア事業は急伸している。
同社はカンボジアで自動車の車両販売やその整備、さらに整備士の養成へと拡大。一方で、現地ではまだまだ現金購入が中心だが、今後の普及を見越してリースなどの金融サービスにも展開してきた。
昨年には、さらなる拡大を目指して現地の金融機関「チャムロンマイクロファイナンス」を買収。マイクロファイナンス事業に参入した。
一方、自動車整備士からスタートした人材育成事業は、現地の国立職業訓練校と提携して日本語教育なども含めた各種研修を実施するまでに拡大。今年1月から、この職業訓練校を舞台としたカンボジア人自動車整備士の日本への送り出しが開始されている。
順次送り出す分野も、外食業や農業、宿泊業などに広げていく考えで、22年9月期には年間1000人の送り出しを目指す。
これら一連の取り組みにより、18年10~12月期(第1四半期)には、カンボジア事業での売上高は11億8500万円と、前年同期の8900万円から約13倍拡大。経常利益も前年同期比約22倍の1億2700万円と大幅に伸びた。
リネットジャパングループ全体でも、売上高が前年同期比約2.2倍の21億4700万円と好調に推移した。
19年1~3月期からは、チャムロンマイクロファイナンスの収益が、リネットジャパンの連結決算に加わるほか、4月以降は、カンボジア人材の日本への送り出し事業がさらに加速。さらなる業績拡大を目指す考えだ。
関連記事
-
【お金で損する人・得する人】「ふるさと納税で節税しよう」の落とし穴 そもそも何がお得なのか
-
【ビジネストラブル撃退道】若者よ「定時に帰るヤツ」になれ! あえてレッテルを貼られる楽な生き方
-
【ビジネスパーソン大航海時代】現代ならではの「哲学起業」 元転職苦労人の熱い想い~航海(5)
-
【フィンテック群雄割拠~潮流を読む】「決済アプリ」使ってますか?〈前編〉 熾烈な主導権争奪戦を知る
-
【デキる男は住まいから】クローゼットを「トヨタ式片づけ」でスッキリ 徹底すべきポイントは?
-
【東京商工リサーチ特別レポート】大物コンサルの逮捕で浮かぶ事業再生の闇 繰り返された謎の本社移転
- その他の最新ニュースはこちら