ガソリン価格、9週ぶり値上がり サウジ施設攻撃で原油調達コスト上昇

 

 経済産業省資源エネルギー庁が26日発表した24日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、17日時点の前回調査と比べて90銭高い143円80銭だった。値上がりは9週ぶり。調査した石油情報センターによると、サウジアラビアの石油施設への攻撃を受けて原油の調達コストが上昇し、小売価格に転嫁された。来週も値上がりを予想する。地域別では39都道府県で値上がりした。上げ幅は宮城の3円70銭が最大で、群馬の2円50銭、愛知の2円40銭が続いた。