セガサミー、LGBT取り組み評価 「PRIDE指標2019」でゴールド受賞

 

 セガサミーホールディングス(東京都品川区)は10月11日、企業・団体のLGBTに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」に、サミー、セガホールディングス、セガ・インタラクティブ、セガゲームスの5社連名で初エントリーし、最高評価となる「ゴールド」を受賞したと発表した。

 「PRIDE指標」は、LGBTの人が誇りを持って働ける職場の実現を目的に、任意団体「work with Pride」が2016年に策定した日本初の職場におけるLGBTに関する取り組み評価指標。

 評価は、“PRIDE”の各文字に合わせた「Policy(行動宣言)」「Representation(当事者コミュニティ)」「Inspiration(啓発活動)」「Development(人事制度・プログラム)」「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」の5つの指標の総合点に応じて、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で行われる。

 セガサミーグループでは、全社員を対象としたLGBTに関する基礎知識を学ぶためのe-learningの実施、外部相談窓口の設置、同性パートナーを配偶者と同じ扱いとする各種制度の改定に加えて、LGBTの人が差別や偏見にさらされず前向きに生活できる社会の実現を目的に開催される「東京レインボープライド2019」に協賛するなど、社内外に向けて取り組んでいる。

 同グループは、多様性への理解と尊重が新しいビジネスの創造につながると考え、ダイバーシティ経営に注力。今後も多彩な人財が自分らしく活躍できる環境づくりを推進することで、多くの感動体験を提供していくとしている。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)