パナ、印南部に配線器具生産工場

 

 パナソニックは17日、インド南部にスイッチやコンセントなどの配線器具を生産する工場を新設すると発表した。2021年10月の稼働を予定し、投資額は約46億円を見込む。インドで工場を立ち上げるのは16年以来で、5カ所目の生産拠点となる。重要地域の一つと位置付けるインドで積極的に投資する。インドでは、マンションやオフィスビルなどの建設ラッシュに伴い配線器具の需要が高まっており、今後も成長が見込めると判断した。インドでの住宅や建築関連事業の売上高を、21年度に18年度の約2倍となる1000億円に拡大させることを目指す。