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アジア需要減 コマツ40%最終減益
コマツが18日発表した2020年3月期連結決算は、売上高が前期比10.3%減の2兆4448億円、最終利益は40.0%減の1538億円だった。インドネシアなどアジア市場で建機需要が落ち込んだことが響いた。
小川啓之社長は電話による記者会見で、新型コロナウイルス感染症の影響について、需要減により「売上高が400億円ほど減少する影響が出た」と説明した。21年3月期の業績予想については、コロナの影響で先行きを見通せないとして公表を見送った。