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世代の特徴、ビールで再現 NEC、AIで雑誌分析しイメージ抽出

 NECは15日、人工知能(AI)が雑誌記事を分析し、20~50代の各世代の特徴を味や色、香りで再現したビール「人生醸造クラフト」を発表した。「コエド」ブランドのクラフトビールを手掛ける協同商事(埼玉県川越市)と共同開発し、協同商事が15日にオンラインショップで販売を始めた。

 小学館が過去40年間に発行した女性ファッション誌や週刊誌を対象に、画像や文章から味や色、香りのイメージを抽出し、数値化した。

 「団塊ジュニア」世代を含む40代の場合、中間色や民族衣装的な柄を好む傾向から、甘味や酸味を強めにし、苦みや辛口感を抑えた。土や草などを表す「アースカラー」をビールの色とし、アルコールの香りを強調した。

 20代は果実感のある香りで、30代は酸味とホップの苦みの均衡を重視した。50代は芳醇(ほうじゅん)な後味に仕上げた。4缶セットで1540円。NECの担当者は「上司や部下といった世代を超えた交流の話題としてほしい」と話している。

 AIを使ったNECと異業種との共同企画第3弾となる。2017年に名作文学の読後感を再現したコーヒー、18年には時代の雰囲気を味わうチョコレートを発表した。