ニッケがロビンフッド買収 社交ダンス用ドレス事業に参入 (2/2ページ)

2012.3.20 21:51

 従業員は4月から2人増えて計16人。このうち9人のデザイナーや職人が本店に併設する工房でドレスを手作りしている。刺繍(ししゅう)を手縫いしたり、クリスタルガラスのビーズを接着剤で一つひとつ貼り付けたりして1~2週間かけて1着を完成させる。

 今後の課題は客層の拡大。現在は60~70代の固定客(リピーター)が中心のため、「このままでは先細りしてしまう」。ダンス教室との提携やインターネットを通じた通信販売を検討するほか、首都圏や全国主要都市で店舗を増やし、「2~3年後には売上高3億円に倍増させたい」(石村社長)と意気込む。

 双洋貿易はこれまで、馬具や乗馬用品の輸出入を中心とする専門商社だったが、「社交ダンス事業やコンテナの輸出入などを幅広く手がけたい」という。

 ニッケは、中核の「衣料繊維」をはじめ、ショッピングセンターなどの「開発」、ゴルフ場などの「コミュニティサービス」など6事業を展開。太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電事業にも近く参入する方針を打ち出すなど、多角化を推し進めている。