無農薬野菜ふんだんに
気になるメニューだが、平日のランチは1150円(税込み)から。本格的なフランス料理としては割安感を打ち出している。
「薬膳フレンチ」として、地場産の無農薬野菜などをふんだんに使っているのが、製薬会社のロートならではの特徴で、レシピには、「美肌や疲労回復におすすめ」など美と健康にこだわった説明が書かれている。
フランス料理はこってりしがちだが、野菜を充実させたことで、体形を気にする女性や、あっさり味を好む中高年にも人気となっている。
無農薬野菜の一部は、隣接する植物工場で「セラミック栽培」する。セラミックの筒に植物の根を入れると必要最小限の水と養分が吸収される仕組みで、水栽培では難しかった根菜も育てやすいという。