■社員倍増、日本で基盤づくり急ぐ
--経営資源を最適配分するプロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)ソフトを提供している
「PPMは、プロジェクトの優先度をつける企業の意思決定ツールとして、戦略立案から研究開発、生産、マーケティングに至るまで時間とコスト、リソース(経営資源)の管理に有効だ。親会社の米サイフォーマ・コーポレーションは独立系最大手として、世界20カ国にPPMの専門家350人を抱え、顧客が策定したビジョンや目標の達成に向けてサポートしている」
--日本市場の位置づけは
「ネットワークを通じて情報を処理するクラウドコンピューティングの普及で、日本市場は変わりつつあり、PPM利用の潜在的ポテンシャルが出てきた。われわれは(ユーザーが必要なサービスだけを利用できる)『SaaS(サーズ)』環境を提供しており、小規模の企業でもすぐに始められる。顧客ニーズに合わせられる順応性や柔軟性も当社の強みだ」