【開発物語】サントリー酒類「-196℃ ストロングゼロ〈DRY〉」 (6/8ページ)

2014.1.13 05:00

マイナス196℃の液体窒素でレモンを凍らせる(右)。その後、専用機械で丸ごと粉砕してパウダー状(左)にする

マイナス196℃の液体窒素でレモンを凍らせる(右)。その後、専用機械で丸ごと粉砕してパウダー状(左)にする【拡大】

  • 昨年末に放映開始した「ー196℃ストロングゼロ〈DRY〉」の新CM。部下役の男性を連れた天海祐希さんは、食事と良く合う“ドライな飲み口”に満足の表情(サントリー酒類提供)
  • ストロングゼロの開発を担う井島隆信さんと川本憲良さん、神津早希さん(左から)。週1回集まり、試作品や既存品の改良について議論する=川崎市中原区のサントリー商品開発センター

 ■好調なRTD市場 12年に21億本出荷

 ≪MARKET≫

 国内のアルコール消費が減少する中、販売量の拡大が続くRTD商品は、大手ビールメーカーにとって、今や「第3のビール」などと同様に新しい主戦場の一つとなっている。

 カクテルなどの人気も高いが、競争の中心はやはり缶チューハイだ。毎年多彩な新商品が登場し、消費者からの注目度も高い。

 缶チューハイは、1984年に宝酒造が業界各社に先がけて発売した。その後、バブル崩壊後の長引く不景気でも比較的安い価格設定で消費者の支持を広げ、「チューハイはおじさんのお酒」というイメージが徐々に変わっていった。また、果物や香料などでバリエーションを付けやすいという商品特性も手伝って各社が次々と新製品を投入し、定番ジャンルへと育っていった。

 2001年には、キリンビールがウオツカベースでストレート果汁を用いた画期的な缶チューハイ「氷結」で、人気に火を付けた。同シリーズは、RTD市場でトップシェアの座に君臨しており、年間約5億本(350ミリリットル換算)を販売する。

 一方、追い上げるサントリーの「ストロングゼロ」は、発売初年に1億本を売り上げ、3年後の12年には同2億9200万本と3倍近くの急拡大を遂げた。

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