東京システムハウスは、洗濯物の乾き具合がスマートフォンなどのデバイスで分かる「スマート洗濯バサミ」の実証実験を開始した。洗濯バサミに内蔵された水分センサーのアナログデータを、マイコンボード「ArduinoNano」によってデジタル化し、ブルートゥースモジュール「Bluetooth Mate」によってデバイスへ送信する一連の機能を同社で開発。現時点ではアンドロイドに対応しており、洗濯物の乾き具合と取り込める予想時間をアプリで表示する。
プロトコルには「ECHONET Lite」を採用。いわゆる“スマートハウス”を実現するため、異なるメーカー間の家電機器を接続できる国際共通標準規格プロトコルとなる。
将来的には、気温・湿度センサーを追加搭載することで、乾く時間帯のより正確な予測、エアコンや浴室乾燥機、乾いたら自動で取り込む電動物干しとの連携などが可能になるとしている。