「テックプラングランプリ」最終選考の打ち合わせをする渡邊恵太さん(右)=東京都新宿区のリバネス本社【拡大】
徒手空拳で「世界を変える」という壮大な夢に挑戦する…。それが「起業」だ。ふつうの人間なら、尻込みしても不思議ではない。とすれば起業には、励まし、勇気づけ、精神を奮い立たせるための「指導者=メンター」が必要なはずだ。ところが、起業の現場でもっとも見つかりにくい存在のひとつがこの「メンター」とされる。
「もっと強気なプレゼンに」
いったいどうすればいいのか。そんな難問を解決する糸口となるかもしれない現場を、研究プラットホームベンチャーのリバネス(丸幸弘代表取締役CEO)が主催するベンチャーコンテストの舞台裏に見つけた。
「もっと強気なプレゼンでいいと思いますよ」「世界を変える仕組みはそろっています、と言い切ってしまっていい。で、みなさんはどうしますか?と聞く」
3月2日、東京・飯田橋のリバネス本社。プレゼンテーション用の資料を囲んで、リバネスのスタッフから熱いコメントが次々に飛んだ。
対面にいるのは、ものづくりベンチャーを対象にリバネスが主催する「第1回テックプラングランプリ」の1次審査を通過した清水敦史さん。3月16日に予定されている最終選考に向け、発表内容の練り上げを行っているのだ。