【奈良発 元気印】明新社 印刷にこだわらず「あったらええな」を形に (2/4ページ)

2014.3.20 05:00

乾昌弘社長

乾昌弘社長【拡大】

  • 鮮やかな色の再現を可能にした「印刷機」=奈良市
  • 地元ヒーローのYAMATO超人ナライガー=奈良市

 ◆武器持つため多角化

 1874年に「奈良明新社」として創業した同社は、印刷業のほかに事務用品販売なども手がけていた。1985年に、父の嘉平さんが印刷業に集中するため、社名を「明新印刷」に改めた。

 職人の質で差別化を図っていたものの、印刷のデジタル化が進んで品質の差別化が難しくなり、「紙だけでは先細りする。何か武器を持たないと」と、創業130年にあたる2004年、経営の多角化に乗り出し、社名も現在の「明新社」に改めた。

 「アイデアは何らかの形で印刷につながる」と社員を鼓舞し、乾社長自らが会社を引っ張る。

 「自分が楽しくないと楽しんでもらえない。奈良が楽しくなったらいい」と、夏の奈良を彩る「なら燈花会(とうかえ)」などの恒例イベントでも中心的な役割を果たしてきた。

 社長の背中を見た社員らもアイデアを出すように成長したといい、「140周年を前に、やっと地に足がついてきた」と話す。

 本業の印刷業においても、従来のカラー4色印刷に光の3原色を加えた7色印刷を可能にした印刷機を導入。鮮やかな色の再現が可能になり、色の深みが増すなど、印刷の表現力を飛躍的に向上させた。

 また、さまざまな事業にチャレンジして培った企画力を踏まえ、「御用聞きのように言われるままの印刷から、提案型の印刷に進化することができた」と胸を張る。(薬師寺大輔)

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【会社概要】明新社

 ▽本社=奈良市南京終町3-464

 ▽設立=1935年

 ▽資本金=3000万円

 ▽従業員数=47人

 ▽事業内容=パンフレットなどの印刷物や自社宣伝用のノベルティー商品の製造・販売など

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