震災支援に活躍してきたカラオケバスが今度は夕張市に元気を運ぶ【拡大】
日本電動式遊技機工業協同組合(日電協、理事長・里見治氏)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、理事長・伊豆正則氏)はこのほど、東日本大震災における復興支援活動の一環として製作・稼働させてきたカラオケバス「パチボー・スロタン号」を北海道の一般財団法人夕張倶楽部に寄贈した。
「パチボー・スロタン号」は震災以降、岩手県・宮城県・福島県3県の20カ所の仮設住宅を巡回。その後、パチスロ遊技が脳活動を活発化させるとの実験結果を受け、パチスロ機を搭載し、昨年6月から今年1月にかけて主に首都圏近郊の老人福祉施設13カ所を慰問した。そしてこの度、北海道夕張市より「パチボー・スロタン号」の受け入れ希望を受け、同法人に寄贈される運びとなった。
3月28日には、「夕張温泉夕鹿の湯」敷地内で、鈴木直道夕張市長、夕張市議会議長の高橋一太氏立ち会いのもと、贈呈式を実施。日電協の片田富穂理事から夕張倶楽部の青柳正男理事長に目録代わりのキーが手渡され、回胴遊商の伊豆理事長が「夕張の皆さんの憩いの場になれば」と、思いを伝えた。