【Sakeから観光立国】平出淑恵さん(酒サムライコーディネーター) (1/2ページ)

2014.5.30 05:00

長野の酒メッセを訪れた、阿部守一長野県知事(左)と長野県酒造組合の田中隆太・広告・宣伝委員長=13日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で

長野の酒メッセを訪れた、阿部守一長野県知事(左)と長野県酒造組合の田中隆太・広告・宣伝委員長=13日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で【拡大】

 ■信州の酒の勢い感じた「酒メッセ」

 13日、東京都内で開かれた長野県産の日本酒の祭典「2014長野の酒メッセ」の会場に足を運んだ。長野は酒蔵の数では新潟に次いで2番目の82蔵だが、平均生産石数は560石(1石は一升瓶100本分)と小規模生産者が多い。この酒メッセも最初は蔵元自身がビラを配り、客を集めたという。そんな昔話を聞きながら会場を眺めると、あふれんばかりの人また人、信州の酒の勢いを感じた。

 阿部守一知事も駆けつけて会場を回り、来場者と言葉を交わした。長野は全国で初めて「原産地呼称管理制度」を実施した県である。今回の酒メッセで、初の同制度の官能審査会とお披露目会を合同で開催した。

 長野県酒造組合の広告・宣伝委員長を務める田中隆太氏(水尾の銘柄で知られ、飯山市にある田中屋酒造店の代表取締役)は、「原産地呼称管理制度は原料米や水といった豊富な資源のもとで造られる信州清酒にとって大変ふさわしい。高い酒質のレベルを裏付けるものとして、お客さまに対して強い説得力を持つステータスになる。県とも協力して大事に育てていきたい」と語った。

 東京での長野の酒メッセは過去10回行ってきたが、4月21日には初めて大阪でも開催した。「情報が集まり、発信力のある大都市でのプロモーションは商品の方向性を決め、そのときの競争力を判断するため、さらには零細企業が造ることの多い長野の地酒を発信するために必要不可欠であり、今後も継続的に取り組んでいく」(田中委員長)。

 観光庁が2013年から始めた、酒蔵ツーリズム推進協議会に呼応する形で、海外からのインバウンド観光にも意欲を見せる。「長野県は多くの優秀な観光地を持つ観光県でもある。国内はもとより、今後はインバウンド観光を見据えた商品開発やマーケティング展開を考えていく必要がある」(同)。

 信州の酒の今後の躍進が楽しみである。

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