東京海上日動は全国417カ所に営業拠点を持つが、地域によっては英会話学校がなく、学ぼうにも学べない場合があったという。インターネット環境さえあれば利用できるオンライン英会話なら、そうした不便も解消される。
さらに今回、ビズメイツの日常業務に直結した内容のオリジナル教材を合わせて開発。電車に乗っているときなどの「隙間時間」にスマートフォン(高機能携帯電話)を使って教材の内容を動画で予習・復習できるほか、一定のレベルを終えるごとに「達成度テスト」を受けるという。
日本の顧客企業が海外進出を加速し、東京海上日動自身も米国やアジアで事業を拡大する中、社員の英語によるコミュニケーション能力を向上させるとともに、グローバルな視点を身につけさせたい考えだ。
現在のオンライン英会話を含む語学学習用Eラーニング市場は60億円といわれるが、ビズメイツは将来的にビジネスパーソン向けだけで100億円売り上げられるとみている。「日本のビジネスパーソンが世界で活躍するのを支援したい」。鈴木社長はそう力を込める。(井田通人)
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【会社概要】ビズメイツ
▽本社=東京都千代田区神田淡路町2-3-12 安和淡路町ビル7階
▽設立=2012年7月
▽資本金=非公開
▽従業員=15人
▽事業内容=オンライン英会話サービスの提供