【企業スポーツと経営】朝日生命(上)体操クラブ (3/3ページ)

2014.9.8 05:00

アテネ五輪の男子体操団体で金メダルを取り喜ぶ選手ら。右から2人目が塚原直也選手=2004年8月、ギリシャ・アテネ

アテネ五輪の男子体操団体で金メダルを取り喜ぶ選手ら。右から2人目が塚原直也選手=2004年8月、ギリシャ・アテネ【拡大】

  • 10月に中国・南寧で開催される世界選手権に出場する美濃部ゆう選手(朝日生命体操クラブ提供)

 こうした体操競技の展開は、同社職員にとっても大きな影響を及ぼしている。「国内の体操大会では、職員が応援に駆けつけ、高難度の技に挑戦する選手の活躍に勇気づけられ、ともに応援することで、職員の一体感の醸成に大きく寄与している。また、大会での選手の活躍の情報は、社内ニュースなどでのお知らせで、営業活動の現場でお客さまとの共通の話題づくりなどに生かされ、お客さまにも親近感をもっていただける」(広報)という。確かに、一般的にも「朝日生命といえば体操」というイメージは定着している。それが企業ブランドに“昇華”しているといえる。体操教室の活動を通じても地域貢献、社会貢献への評価は高い。

 そして2016年のリオデジャネイロ五輪、20年の東京五輪に向けて朝日生命体操クラブはすでに動き出している。メダルを狙える選手の発掘、育成のため公開オーディションを行ったり、練習に一段と熱が入ったりとクラブ内の雰囲気は盛り上がりを見せている。(小林隆太郎)

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