乳酸菌のストレス緩和効果を実証 カルピスと徳島大の共同研究で (3/3ページ)

2014.9.11 16:00

 それでは「プレミアガセリ菌CP2305」には、具体的にどういう効果が認められるのか、改めて整理すると、まずは乳酸菌が本来的に持つ便秘や下痢の改善などの整腸作用。もう一つが脳腸相関によるストレス緩和と睡眠改善効果だ。これらの実証にあたっては、マウスと実際に人間に飲用してもらうヒト試験の複数の手法がとられた。

 ヒト試験では例えば、脳の血流量の変化を調べる試験が行われた。ストレスを感じている人が同乳酸菌を4週間飲んだところ、脳の一部の血流が抑制され、ストレス感受性を低下させることが示された。同様に同乳酸菌を4週間飲んだ場合と、飲まなかった場合のストレスホルモン分泌量の比較試験でも、脳からの指令によってストレスホルモンを減らす働きをすることが判明。さらに、心の状態を確認するため、解剖実習などでストレスを受けがちな医学生24人に協力を得た2カ月にわたる飲用調査では、同乳酸菌によるストレス緩和と不眠解消の効果が確認できたとしている。

 六反教授は「飲料分野で新たな潮流をつくり出す可能性がある。この乳酸菌にはそれだけのインパクトがある」と話している。

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